| 艦載機搭載後 | |
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| 艦載機を艦尾側から一機づつ接着。 あらかじめ艦載機の翼中央部に斜めにメタルリール線を接着し、甲板との繋止索を再現。 それと、作成しておいた車輪止めを接着。黄色が程よいアクセントに。 |
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| 艦載機搭載前 | |
|---|---|
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2013年
ついに完成。ここまで11ヶ月、こんなに時間をかけたのは初めてだ。
| 艦載機搭載後 | |
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| 艦載機を艦尾側から一機づつ接着。 あらかじめ艦載機の翼中央部に斜めにメタルリール線を接着し、甲板との繋止索を再現。 それと、作成しておいた車輪止めを接着。黄色が程よいアクセントに。 |
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| 艦載機搭載前 | |
|---|---|
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2012年7月〜12月は、タミヤの重巡洋艦 筑摩を製作。
次は何にするか?
1年振りに作りかけのヤークトパンサー（オキサイドレッドとダークイエローの斜め帯状迷彩を予定）に戻るか、このまま軍艦系で行くかちょっと迷ったが、空母も作ってみたいなぁとネット検索。
タミヤからは出てないものの、ハセガワからフラグシップ的モデルが出ている。エッチングパーツは別売で、しかも4種類。手強そうであるがこれに決定。
どーせ作るなら徹底的にということで、すべてのエッチングパーツを使い艦載機も追加することに。総額なんと \27,846。
ついでに、大和を作るきっかけになった モデルグラフィックス誌にはきっと赤城製作特集があるだろうとバックナンバーを探したら確かにあった。
月刊モデルグラフィックス2009年8月号。
アマゾンには無かったが、モデルカステンにバックナンバーがあった。早速Web会員になってこれも購入。
| ハセガワ 1/350 日本海軍 空母 赤城 | 1/350 空母艦載機セット | ||
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| 筑摩製作中の10月に購入。 楽天 Joshin Web 定価 \26,040 → \18,020 |
パーツの数、資料、共に充実。 | 艦載機はクリアパーツ。 | 甲板に追加するため別売りのセットを追加購入。 中身は赤城と同じクリアパーツ。 楽天 Joshin Web 定価 \1,575 → \1,000 |
| 1/350 日本海軍 空母 赤城 エッチングパーツ ベーシック A/B/C |
1/350 日本海軍 空母 赤城 エッチングパーツ スーパー |
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楽天 Joshin Web A: 定価 \4,200 → \3,250 B: 定価 \4,200 → \2,980 C: 定価 \3,150 → \2,250 |
楽天 トイズボックス 定価 \10,290 → \7,546 |
3枚入り | |
艦首/艦尾甲板
今年の年末年始は仕事に追われ休みが5日だけ。しかも、1月は土日には自宅に帰ったもののずっと国内出張。
ということで、着手もままならず、結局2月から製作開始。
| 艦首/艦尾甲板 | |||
|---|---|---|---|
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| リノリウム色で塗装してから0.3mm真鍮線で取り付け金具を再現。 筑摩の時はこの取り付け金具をマスキングテープを使って塗装で塗り分けたが、今回はこの方法で。 この方法の方が多少オーバーな模型的表現になるものの、見栄えもし作業も楽である。 手順は、 1) 真鍮線を長さに合わせて切り、両端をやすりがけして平らにする。 2) 取り付け金具のモールドに沿わせて置く。 3) 延ばしランナーに瞬間接着剤をつけて、真鍮線とモールドの隙間に流し込んで接着。 後工程の塗装時には全体にマスキングテープを貼るので、剥がす時に取れてしまわないようしっかりとかつ目立たぬように。 4) マスキングテープでマスキングする。 実機でも板（色からしてベークライト製か）を真鍮製金具で取り付けていたというので、実態と同じ方法。 一本一本作業するのは根気が要るが、出来上がりを想像すると塗装よりは苦にならない。 |
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艦載艇
艦首/艦尾甲板に艦艇を配置するので、いったんこの作業をする。舷側に吊るす9mカッター含めまとめて組立、塗装。
| エッチングパーツ接着 | 勢ぞろい | 11m 内火艇 | 12m 内火ランチ-1 |
|---|---|---|---|
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| 12m 内火ランチ-2 | 13m 運貨船 | 6m カッター | |
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| 作業順序は、 1. ランナー切り離し跡の削り。 2. エッチングパーツの接着。 3. 塗り分け塗装。 4. 黒と青、白やイエローウォーカーの油彩をぺトロールで溶いてウォッシング。 5. デカール貼り。 6. デカールのシルバリング防止と保護のためにフラットクリアで最終コーティング。 7. 薄くしたエナメル（フラットブラック＋フラットブラウン）で軽くスミ入れ。 |
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艦体
艦体（右舷、左舷）の組立と塗装を。
| 艦底接着面加工 | スクリューシャフト | 側面 | 打ち出しピン跡加工 |
|---|---|---|---|
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| 艦首 | タッセル | 艦底塗装 | E11置換 |
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| 艦底の接着面の段差や、隙間をパテで埋めたところをヤスリで削って平らにする。 スクリューシャフトは、ホームセンターで買った2mm真鍮線（1m、\150程）で置き換え。 随所にある打ち出しピン跡、底面で見えないとはいえ気になるので根気強く削る。 左右舷の窓は全て0.8mm〜1.2mmで穴あけ。結構多くて単純作業が続く。 タッセル（梯子）はエッチングパーツを接着後に段ボールに両面テープで接着し、作業や管理がし易いようにまとめる。 艦底をMrカラーの艦底色（タミヤの艦艇色より暗く落ち着いているので、こちらが好み）をスプレーで。面積が広く、細かい塗り分けが不要なので、缶スプレーの方が作業しやすい。 格子状のE11のパーツは、0.5mm真鍮線とプラ版で置き換え。 組立後の艦首/艦尾、左右舷を軍艦色(1)と(2)の間くらいに調色してエアブラシで塗装。 |
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艦橋とマスト
艦橋は指示通りにエッチングパーツを組み込み、艦首/艦尾のマストは0.5mm真鍮線に置き換え。
| 艦橋組立-1 | 艦橋組立-2 | 艦橋完成 | |
|---|---|---|---|
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| 艦首/艦尾マスト-1 | 艦尾マスト | 空中戦マスト メインマスト |
メインマスト |
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| 艦橋はエッティングパーツを組み込みながら指示通りに塗装。 エッチングパーツのお陰でグッと精悍な感じに。 艦橋やメインマスト上部のランタンは、クリアパーツの延しランナーで置き換え。ちょっとしたことでリアルになる。 艦尾マストの十字架状エッチングパーツにはガンプラ用に出ている円形クリアパーツの0.8mmを接着して、タミヤエナメルのクリアレッド等で塗装。 |
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甲板塗装
いよいよ難関の甲板塗装。
2012年に初挑戦した大和に引き続き2回目。大和でのひとつの板目の長さは15mmであったが、こちらは26mm。
面積は赤城の方が広く、0.4mmのマスキングテープを6つ程使った。
| 最初のカーキ塗装 | 0.4mmテープ貼り | 5色完成 | 全体マスキング-1 |
|---|---|---|---|
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| 風よけ接着 | 軍艦色塗装 | 塗装完成 | デカール貼り |
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| 完成-1 | 完成-2 | 完成-3 | |
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| 完成-アップ-1 | 完成-アップ-2 | 完成-アップ-3 | 完成-アップ-4 |
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| 甲板は0.4mmのマスキングテープを26mmの長さに切ってランダムに貼り、5色で塗り分けて表現する。 使用した5色と塗装の順番は、 1) 55 カーキ 2) 21 ミドルストーン 3) 128 灰緑色 4) 19 サンディブラウン 5) 44 タン 最後の色はどうしても広範囲になるので、全体を占めたい色にする。 甲板塗装後は、 1. エナメル溶剤を含ませた綿棒で表面をこすり、塗料面のザラツキ（段差やケバ）をならす。 2. 白やイエローウオーカーの油彩をぺトロールで薄めて塗り、褪色した感じを表現。 3. いったん、フラットクリアで軽くコーティング。 4. マスキングして、軍艦色を塗装。 5. 薄くしたエナメル（フラットブラック＋フラットブラウン）で軽くスミ入れ。 6. デカール貼り。 7. デカールのシルバリング防止と保護のためにフラットクリアで最終コーティング。 8. デカール部に軽くスミ入れ。 9. エッチングパーツを接着。 瞬間接着剤はもっぱら100均のセメダイン製「3000ゴールド」を使用。（赤チューブがサラサラ、青がゼリー状タイプ） デカール貼りでは失敗1ヶ所。乾かぬうちに触れてしまい、指についてぐちゃぐちゃに。悔しいが、無ければ無いで目立たない箇所なので諦める。 甲板裏面のエッチング組立のために、完成した表面を厚紙で覆って保護する。 |
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艦載艇と艦体手すりの接着
艦載艇の接着とエッチングパーツ ベーシック-Aの艦体手すり接着。
| 艦尾側-1 | 艦尾側-2 | 艦首側 | |
|---|---|---|---|
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| 艦尾側は豊富。奥から 1. 13m 運貨船。左右2艇。 2. 12m 内火艇。左右2艇。 3. 12m 内火ランチ。2艇。 4. 9m カッター。2艇。 5. 11m 内火艇 艦首側は 1. 6m 通船 |
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| 手すり-1 | 手すり-2 | 自作 | 認識灯 |
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| エッチングパーツ ベーシック-A の手すり総数は約 90個。地道に根気よく接着する。 大活躍するのは延しランナーで作った接着線。この先にちょこっと瞬間接着剤をつけて接着面に流し込む。 サーフェーサーの瓶（直径4cmほど）の蓋にマスキングテープを貼り、そこに接着剤を絞り出しておく。そこに延しランナーの先をちょこっとつけて、必要量の接着材を取り出す。フタ→部品→フタ…の繰り返し。 手すりの他にも艦体側面の階段（MA104など）や作業台（MA103など）の接着は完成間際まで後回し。 MA24、MA25は省略した。 認識灯（?）はマニュアルの指示に従って、赤と緑に塗り分け。 |
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甲板裏のエッチングパーツ
ディテールアップ スーパー、エッチングパーツ ベーシック-Bのクレーン用レール、ベーシック-Cの作業台を使って、甲板裏構造物の組立と塗装。
| 後甲板1-フレーム組立 | 後甲板1-接着 | 後甲板1-塗装 | 後甲板1-完成 |
|---|---|---|---|
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| エッチングパーツは、あらかじめ少し薄めたメタルプライマーをエアブラシで吹き付け。 練習のため艦尾の甲板直下の組立から始める。 縦横のパーツでフレームを組み立ててから甲板に接着して塗装。 最後にD4パーツを接着して完成。 全体的な作業順序を 後甲板1 → 前甲板 → 中甲板 → 後甲板2 としたが、結果からすると 後甲板1 → 前甲板 → 中甲板 → 後甲板2 の方が良いだろう。 |
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| 後甲板2-作業1 | 後甲板2-作業2 | 後甲板2-作業3 | 後甲板2-作業4 |
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| 後甲板2-作業5 | 後甲板2-作業6 | 後甲板2-作業7 | 後甲板2-自作の支線 |
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| マニュアルに従って組み立てて、甲板に接着。 その後に、支柱や作業台、梯子等の別パーツとクレーン用レールの組立てと接着。 艦尾側にX字型の支線を真鍮線（φ0.4）とプラ板（0.3mm厚）で自作。 |
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| 前甲板-組立完成 | 前甲板-塗装完成 | ||
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| 中甲板-組立完成 | 中甲板-塗装完成 | ボート加工 | |
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| マニュアルに従って組み立てて、甲板に接着。 後甲板の支柱につけるボートは、裏のモールドを削り、穴をパテで埋めてから接着。 |
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| 後甲板-組立完成 | 後甲板-塗装完成 | ||
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| どの甲板もサーフェーサーで下地塗りをしてから本塗装。 サーフェーサーは1200番と言えど粒子が粗いため、0.3mmのエアブラシでは思うように吹出しされず塗りにくい。 そこで、タミヤ製 0.5mm レバー式エアブラシを購入。 如何なく実力を発揮し、楽なことこのうえない。レバー式も良い。 今後は、サーフェーサーと単色下地塗装にはこれを使おう。 |
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甲板取り付け
塗装済みの甲板を艦体に取り付け。
艦体側の構造物（特にエッチングパーツの支柱）と微妙に干渉するので慎重に作業する。
作業中に折ってしまった機銃は真鍮線で復元。
| 艦首 | 艦中央-1 | 艦中央-2 | 艦尾 |
|---|---|---|---|
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| 折ってしまった機銃 |
|---|
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フィルタリングとウェザリング
褪色した感じを出すために、ブラックやホワイト、少量のバーントシェンナ/イエローウォークの油彩を使ってフィルタリング。
それとブラック油彩で雨だれを軽めに。
その後、タミヤのウェザリングマスターのサビ/赤サビでウェザリング。
ボートはフラットホワイトでドライブラシして塗装剥げを表現。
| 艦首 | 艦中央 | 艦尾 |
|---|---|---|
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飾り台
ちょっと息抜きに飾り台を製作。
台に選んだのは、『木のお店 常木』の アガチス飾り台 20×150×450mm \1,459 これ
ネットで探してようやくこの長さのものが見つかった。在庫切れだったが、問い合わせたところ間もなく入荷するとのことで注文。
飾り台の色は、少し赤味にしたかったので『マホガニー』に。
付属品の台座は金属感を出そうと何度もゴールドを重ね塗りしたがイマイチ。最後は真鍮で塗ってみた。（仏具っぽいけど）
台座に組み込んだ飾り台固定ボルト用ナットは6mmにしたが、次回からは5mmにしよう。6mmは極端にボルトの種類が減って自由度がなくなる。
| 台座-ナット取付け | 台座 | 飾り台-材料 | 飾り台-塗装一回目 | 完成飾り台 |
|---|---|---|---|---|
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| 台座を飾り台に取付けるためにナットを組み込む。 まずは、台座に合わせて1mmプラ版を円形にカット。 6mmのナットを2段重ねて周囲をプラ板で補強、全体をエポキシ塗料で。 エポキシとプラ板は接着力が弱くナット部全体が剥がれてしまった。 瞬間接着剤で固定。 |
できあがったナット部を台座裏に接着。 | これが、飾り台と塗料。 ステインではなく、水性ニスにした。 |
1回目塗装。 乾燥後に1500〜2000番のサンドで表面をならす。 |
4回塗装後。 厚さ20mmの飾り台は威風堂々としている。 |
艦上戦闘機
いよいよ艦載機製作に。
零式21型（いわゆる零戦）、九七式三号、九九式の3種類。
製作プロセスは結構複雑で、約2ヶ月ほどかかった。
(1) 組立て
(2) 風防、翼端灯のマスキング
(3) 下地塗装
(4) 本塗装（暗緑色、灰白色、シルバーなど）
(5) デカール貼り
(6) クリアー吹き（シルバリング防止とデカール保護）
(7) 風防枠のマスキングと塗装
(8) 風防のクリアー吹き（風防枠の保護）
(9) フィルタリング（油彩）
(10) クリアー吹き（フィルタリングの保護）
(11) スミ入れとシルバーでのドライブラシ
(12) 翼端灯の塗装
(13) プロペラ（エッチングパーツ）の加工と塗装
(14) アンテナ線加工
(15) ピトー管加工
まずは組立。後で知ったが、コックピットのところをコップピット色で塗装すれば良かった。
不用意に接着剤を流し込んだせいで、せっかくのクリア風防が白っぽく見えてしまう結果に。。。
作業性を良くするために、例のごとく爪楊枝をエポキシパテで機体裏につける。
風防と翼端灯をマスキングゾルでマスキング。
軽く下地塗装してから指定色で本塗装。
後の作業の途中で水平尾翼が接着面でポキポキ折れる。いつの間にか紛失してしまった機体もあって、零式21型と九九式のそれぞれ1機がボツに。
瞬間接着剤の方が少しは強度が増すか??
| マスキング | 下地塗装 | 零式21型 | 九九式 | 九七式三号 |
|---|---|---|---|---|
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| 風防をマスキングゾルでマスキング。 水で薄めたゾルを重ね塗り。 下側にマスキングテープを貼れば良かった。 （その方が直線がシャープになってレタッチする必要がない） |
軽〜く下地塗装。 | Mrカラー No.35 明灰白色。 | Mrカラー No.35 明灰白色。 | Mrカラー No.15 暗緑色。 2機だけは翼端をシルバーで塗ってから暗緑色を軽めに。 水平/垂直尾翼も赤色に |
風防枠を入れるかそのままにするか迷ったが、少しでも完成度を上げるために表現することにする。
金属線での表現はまだまだ修業が足りないので塗装にする。
プロペラはエッチングパーツにプラパーツの先端部を付け、翼端の赤色のラインを入れるためにマスキング。
何も考えず、シルバー塗装→マスキング→赤色塗装としたが、この順序では2本ラインは厳しい。2本にするなら赤色塗装を先にすべきだった。
ピッチを付けると、お〜リアル。
アンテナ線の支柱とピトー管（機銃と思っていたが、機銃は翼の付け根側にある。翼端側にあるのはピトー管）は伸ばしランナー。
ピタッとくる太さになるまで試行錯誤。ピトー管はもう少し細くても良かったか。
アンテナ線は大和の製作でも使ったアユ釣り用のメタルリール線。瞬間接着剤で碍子を表現。
モデルグラフィックス誌のTakumiさん作品をよく見ると、艦上で駐機してる車輪のところに黄色の車輪止めが。う〜、芸が細かい。
これは真似してみよう。
| 風防マスキング | 九七式 風防枠 | 完成-零式21型 | 完成-九九式 | 完成-九七式 |
|---|---|---|---|---|
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| 風防枠を塗装で表現することにした。 縦と横の2回。 根気がいる作業。 |
風防枠の塗装が終わった状態。 アップで見ると汚いが、フツーに見ればリアルで上出来。 |
ディテールアップ
完成には近づいたがまだまだ欲が出てディテールアップをすることに。
大和では失敗した艦橋後ろのマストのロープや、モデルグラフィックスにさりげなく出ていたものを表現してみる。
何か参考にできる本や資料はないかとネットを探して見つけたのがこれら。
マストの信号旗用のロープは上巻の3章を（特にロープ下部の構造物）、舷門や舷梯は下巻の14、15章がとても参考になる。
まずは信号旗用ロープ。
| 信号旗用ロープ | 完成-信号旗用ロープ | 防風柵 | 全体(1)-信号旗用ロープ | 全体(2)-信号旗用ロープ |
|---|---|---|---|---|
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| 滑車はガンプラ用のリベット（小）のパーツ（1.2mm）を使用。 片方の球面を削ってから釣り用のテグス（3号）を接着。 |
テグスを塗装し、切り離す。 写真には出ていないが、この後に短い伸ばしランナーを滑車に接着して片側をマストに接着する。 |
基部を覆う防風柵。 Takumiさん作品にあったのを参考に、余ったエッチングパーツAから使えそうなものを流用。 キャンバスはティッシュで再現。 水で溶いた木工用ボンドを塗ると素材感が出る。 オフホワイトで着色後、油彩で軽く汚しを入れる。 |
基部はプラ板と伸ばしランナーで |=| 状のものを作り、それを甲板に立てて端から順序良くロープを接着。 それを覆うように柵を接着。 |
マストのロープは片側4つに。 この数は根拠なしで適当に。 ロープは油彩でウェザリングしたが、もう少し色の階調を出した方が良さそうだ。 滑車、でかすぎたな。 |
次に艦橋。
艦橋の造形美をそのままに素の状態にするか、マントレットをつけて実戦風にするか迷ったが、全部付けなければ良いだろうと2個だけ残して装備。
それと艦橋の甲板側下部にある長方形のものが何か分からなかったので軍艦色にしていたのだが、これが「軍艦雑記帳」を読むと、なんと黒板と判明。
艦載機搭乗員に作戦を説明する際に使ったとか。そういえば、「男たちの大和」でも長嶋一茂氏が演じた臼淵大尉が黒板に書いてたな。
甲板に遮られて塗装しにくいのだが、中を緑と黒を調色した黒板色で外枠は木だろうからウッディブラウンで塗装。
（永遠の0の映画やメイキング映像に出てくる崖の上に作ったセットを見ると、枠は軍艦色。ま、いいか）
で、うっすらとチョーク消し跡とかの汚しを油彩で加える。
| マントレット | 黒板 |
|---|---|
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| マントレットはディテールアップスーパーに付属。 フラットホワイトで塗装後、油彩のブラックとアンバーイエローでウェザリングする。 アップの写真を撮ると分かるのだが、これももう少し塗装をリアルにした方が良さそうだ。 |
「軍艦雑記帳」で黒板と分かった。 軍艦色で塗っていたので、再塗装。 甲板が邪魔して塗りにくい。。。 |
さらに舷梯。
艦尾部の舷梯は「軍艦雑記帳」下巻の14、15章の図を参考にアレンジ。ダビッとも余りパーツで追加。マニュアルには無いパーツだが、その辺はご愛嬌。
完成後によーく見てみると、32ページ381図そのままに作れば良かったか。。。
艦首部の舷梯にはキャンバスの覆いをこれもまたティッシュで再現。
| 牽引ワイヤー（艦尾） | 艦尾部の舷梯 | 艦首部の舷梯 |
|---|---|---|
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| ガンプラ用リベット（小）1.0mmで滑車を、伸ばしランナーでワイヤーを自作。 |
マニュアルには無いダビッドを余りパーツで。 それっぽいけど、離れ過ぎのような気もするし、これでは舷梯を甲板ラインまで吊り上げられないな。。。 |
ティッシュでキャンバス製の覆いを再現。 艦首部舷梯の反省から、こちらにもダビッドを追加するかも。 |
ようやく、製作記が追いついた。
作り始めて11ヶ月目。あとは少しのディテールアップと艦載機の搭載、アンテナ線張りと軍艦旗や信号旗の装飾。
来年1月中に完成できるかな。
最後、最後と思いつつ欲が出てくる。
気になった艦首部舷梯用の牽引ワイヤー。
今回は伸ばしランナーではなくメタルリール線にした。
空中線マストも先端を0.5mmと0.3mmの真鍮線に置き換えて、空中線を張る。
艦載機の車輪止めは、延しランナー（断面は円形）の側面をデザインナイフでカンナがけして平面を出し、カット後に両面テープを貼ったプラ板に並べて塗装。
飾り台に本体を接着。
残りは、軍旗の接着、空中線張り、最後に甲板への艦載機の接着。
| 牽引ワイヤー（艦首） | 艦首部の舷梯 | 空中線マスト | 艦載機の車輪止め | |
|---|---|---|---|---|
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| ガンプラ用リベット（小）1.0mmで滑車を、メタルリール線でワイヤーを自作。 |
余りパーツのダビッドを追加し、牽引ワイヤーを接着。 | 先端部だけを0.5mmと0.3mmの真鍮線で置換。 マニュアル通りに空中線をメタルリール線で張る。 |
延しランナーの側面を削ってカット。 プラ板に貼った両面テープに並べてイエローで塗装。 この小ささだとルーペが必需品。 |
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聖蹟桜ヶ丘の京王アートマン（富澤商会）に大晦日用のそば粉を買いに行く。ふらりと寄った模型店で0.2mmのピアノ線を発見。
空中線張りマニュアルに載っている艦尾部支柱間ワイヤーをどうしようか迷っていたが、このピアノ線で再現することにした。
| 艦尾支柱間ワイヤー |
|---|
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| 京王アートマンの模型店で見つけた0.2mmのピアノ線で再現。 0.1mmプラ板で正方形の接合版を作り、交差部に接着。 |
別紙のマニュアル通りにメタルリール線で空中線を張り、瞬間接着剤で碍子を表現。
平行線を張るのは結構難しい。
| 空中線（艦橋部） | 空中線（マスト） |
|---|---|
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| メタルリール線で空中線を、瞬間接着剤で碍子を表現。 碍子は白とオキサイドレッドで。 |
マストにも空中線を張る。 平行線は張力を一定にしないとすぐにたわんでしまう。 何度か試行錯誤し、この辺で折り合いをつける。 |
信号旗を追加。赤城の艦名符字である『JQSA』とする。
マニュアルには載っていないが、艦首旗（日章旗）と艦尾旗も追加。
| 信号旗『JQSA』 | 艦首旗 | 艦尾旗 |
|---|---|---|
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| 軍艦雑記帳（上巻） 3-3 信号旗 に有名艦の艦名符字が載っている。 赤城は JQSA。 セットには信号旗用のシールが付属されているのでこれを使う。 |
タミヤの1/350 大和に付属していた日章旗と軍艦旗を流用。 | |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 エッチングパーツ A |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 エッチングパーツ B |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 エッチングパーツ C |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 ディテールアップ スーパー |
 1/350 日本海軍 航空母艦 赤城 ディテールアップ スーパー |